Webライターに興味はあるけど、どうやって始めればいい?
そもそも仕事はどうやって探すの?
簡単に見つけられるものかしら?
Webライターを始めたいけれど、何から始めればいいか分からない人も多いと思います。
そこで、ここでは、未経験者がWebライターの仕事を探すための第一歩となる、「Webライターの仕事の探し方」をご紹介。
実際の仕事の探し方をPC画面の写真を見ながら、どこに注意すべきか、チェックするポイントはどこかなどを具体的に解説します。
解説していただくのは、以前、Webライターの始め方についての体験談を教えていただ山中シオリさんです。
山中さんが未経験からWebライターとして月5万円余りを稼げるようになるまでのステップは、こちらで詳しくご紹介しているので、チェックしてみてください。
こんにちは、山中です。
普段はどこにでもいる主婦兼会社員ですが、1年ほど前にまったくの未経験からWebライターの仕事を始めました。
今ではWebライターだけで、月30,000~50,000円ほどの収入を得られるようになりました。
今回は、実際に私が仕事を探すときのやり方をご紹介します。
メディアエディター
兼Webライター
黒田ノブオ
- エディター兼ライター歴:30年以上
- フリーランス歴:15年以上
- 企業のメディア制作部門責任者歴:15年以上
- メディア会社とフリーのエディター兼コピーディレクターとして契約中
- 複数のWebメディアとフリーのライターとして契約中
- 雑誌からWebまでさまざなメディアで、数万件の原稿を書き、数万件のライターや作家の原稿をチェック&フィードバック経験
未経験Webライターのスタートは「クラウドソーシング」への登録から
実績も経験もないWebライター初心者が仕事を探すには、クラウドソーシングを利用するのが一般的です。
ほとんどの場合、それしか方法はないですね。
クラウドソーシングとは…?
Webライティングなどを含むさまざまな仕事案件を見つけるためのマッチングサイトプラットフォームのこと。
クラウドソーシングのサイトで募集されている仕事の案件に応募し、条件が合えば契約ということになります。
作業が終わり、無事に納品も済めば、登録している口座などにギャラが振り込まれるという仕組みです。
ほとんどの案件は1文字〇〇円という単価で募集されています。
初心者や未経験者の場合、多くは1文字0.5円ぐらい。慣れてくると、1文字1円とか2円と単価が上がっていきます。
Webライターだけでなく、さまざまな業種のマッチングサイトがあります。
Webライター以外でもあなたに合う副業が見つかるかもしれません。
ぜひ一度、チェックしてみてください。
クラウドソーシングには、いろいろな企業や個人の方からの仕事の募集案件が載っていて、その中から、自分にできそうな仕事を選んで、応募できる場所です。
クラウドソーシングに登録をして、自分にできそうな仕事の案件を検索し、応募するという流れです。
クラウドソーシングサイトはたくさんありますが、利用方法はどこも大きな違いはありません。
未経験者でも比較的Webライティングの仕事が見つけやすい代表的なサイトは次の3サイトです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
クラウドソーシング上には、Webライティング以外の案件もたくさんあり、アンケートに答えるだけで100円程度稼げるものもあります。
副業でWebライターを始めるための入口となりますので、必ずどこかに登録するようにしてください。
登録は無料なので、やっておいて損はありません。
3サイトについて、少し詳しくご紹介します。
①クラウドワークス
「クラウドワークス」は東証マザーズ上場、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスで働く人を「クラウドワーカー」と呼びます。
とにかく仕事のジャンルや件数が多いので、好みの仕事を探しやすいのが特徴です。
私も最初に登録して、いまではここだけを使っています。
初心者も経験者もまず最初に登録すべきサイトで、とりあえずここで仕事を探すことから始めると間違いありません。
②ランサーズ
「ランサーズ」も、クラウドワークスと並んで日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
私もそうでしたが、最初は「クラウドワークス」と「ランサーズ」の両方に登録をして、どちらか自分が使いやすい方を選べばいいと思います。
ランサーズは日本で最初のクラウドソーシングサイトでもあります。
ランサーズで働く人を「ランサー」と呼びます。
ランサーと発注者側との間に支払いなどのトラブルがあった場合などのサポートがしっかりしているので、初心者などには安心して利用できます。
案件は「クラウドワークス」と被っているものもあるようです
③ココナラ
「ココナラ」は最近テレビのCMなどでよく見かけるようにもなりましたが、ここは日本最大のスキルマーケットです。
「自分の得意分野を売り買いできる」のが特徴で、上記二つのクラウドソーシングに比べると、個人によるプライベートな依頼が多めです。
クラウドソーシングは、「募集された案件に対して、仕事を探している人が応募する」という面が強いですが、スキルマーケットは、「自分の得意な分野を登録して、それを誰かに買ってもらう」という点で少し違いがあります。
未経験から始めるなら、やはり最初は「クラウドワークス」か「ランサーズ」に登録するのがおすすめです。
「クラウドワークス」で案件の探し方を実演!
上でご紹介した3つのクラウドソーシングサイトのうち、私がよく使っているのが「クラウドワークス」です。
クラウドワークスのスマホ用アプリ画面で、案件の探し方をデモンストレーションしますね。
アプリの初期表示は「おすすめ」画面です。
「おすすめ」は、あなたの案件検索の傾向を見て、クラウドワークスが「これに興味があるんじゃない?」と提案してくれている画面。
まずはここをチェックし、あなたの興味のある案件がないか、いろいろと探しましょう。
「おすすめ」に興味のある案件がなかった場合は、条件などを絞り込みながら検索をします。
①の初期表示画面右上の虫メガネのマークをタップすると、検索条件入力画面が出てきます。
カテゴリから「ライティング・記事作成」を選択します。
「ライティング・記事作成」カテゴリーではさらに詳細な絞り込みが可能です。
- キャッチフレーズ・コピーライティング
- 名前募集
- レビュー・口コミ
- 記事・Webコンテンツ作成
- シナリオ作成・脚本制作・小説作成
などなど…。
いわゆる「Webライティング」の仕事は、「記事・Webコンテンツ作成」に該当します。
初心者は幅広い条件で探したほうがいいので、あまり絞り込みすぎないようにしましょう。
下にある「検索する」ボタンをタップすると、検索結果の一覧画面が表示されます。
表示された一覧から、応募できそうな案件を探します。
副業Webライターとして初めての案件であれば、たとえばこのようなものをおススメします。
この募集案件で見るべきポイントは…
- タイトルに「初心者」というワードがついている
- 同時に「固定報酬制」と書かれている
- 募集人数が2人以上
なお、「固定報酬制」のほかに「タスク」と書かれている案件もあります。
タスクは、時間制限のある執筆のお仕事で、初心者にはややハードルが高い内容となっています。
慣れてきたらチャレンジしてみることをおススメします。
気になった案件をタップすると、仕事情報を見ることができます。
下にスクロールして出てくる「仕事の詳細」の項目を確認しましょう。
依頼内容・報酬・記事のジャンル・禁止事項や応募時のお願いなどが記載されています。
①納品のファイル形式
Webライターの納品形式にはさまざまな種類があり、案件受注時に依頼主から指定されます。
一例をあげると、
- テキスト形式
- グーグルドキュメント
- スプレッドシート
- ワード
- ワードプレス(WordPress)入稿
などです。
初めての仕事は執筆に専念するべきです。
納品に細かく指定がある案件は避け、「テキスト形式」か「ワード」で納品できるものを選びましょう。
先方から納品するファイルの形式の指定がない場合は、納品前に必ず確認しておきましょう。
②依頼主の評価
左下に星5つで表現されている「評価」も重要なチェックポイントです。
あまりにも評価が低い、または未評価の依頼主の案件は避けたほうが安心です。
私は星の数が4つ以上の案件しか応募しないようにしています。
私が経験した例で、未評価の依頼主の案件に応募したら、後日全く別の案件を案内されたことがあります。
さらに、違反とされている「LINEで直接連絡」を指示されたので、クラウドワークスに違反報告をしました。
条件を確認して問題なさそうなら、下にある「応募する」ボタンから応募します。
「メッセージ」の項目に、自己紹介と実績などを記入します。
クラウドワークスには応募用テンプレートが用意されているので、うまく利用して書くとよいでしょう。
あとは、どのような返信が返ってくるか?ドキドキしながら待つだけです。
ただし、初心者案件には多くの人から応募があるので、なかなか採用の返事がもらないのが現実です。
1件送っただけで満足せず、たくさんの案件に応募するのがポイントです。
返事が来なかったり、不採用の返信が来ても落ち込まないのが大切です。というより、それがフツーです。
「初心者だからしょうがない」と割り切って、次の案件を探してください。
どうでしょうか?すごく簡単だったのではないでしょうか?
登録するのも、仕事を探すのもすべて無料なので、一度登録してみて、Webライターの仕事にどんなのがあるか見てみるだけでも、いいと思います。
今回は「クラウドワークス」を例に紹介しましたが、「ランサーズ」でもほとんど同じです。どちらか自分で見やすい方を利用してみてください。
最後に
クラウドソーシングのようなサービスを利用すれば、初心者でも未経験者でも簡単にWebライティングの仕事を探すことができます。
例えば「クラウドワークス」を見ると、「ライティング・記事作成」のカテゴリーでは、およそ3000件の仕事が掲載されています。
ただし、「初心者」「未経験者」となると、希望する案件に応募してもなかなか受注できないのが現実です。
そんなときでも、落ち込んでいるヒマはありません。
むしろ、それが当たり前なので、次々と応募してみてください。
私も最初の仕事を得られるまでに、あちこちに応募しまくって、10日後ぐらいにようやく1件だけ「採用」の連絡をもらうことができました。
それも、1文字たった0.4円の案件でした…
そのあたりの事情は、「【実体験談】未経験者の私が「副業Webライター」で月5万円稼ぐまで」でも詳しく書いてあるので、一度読んでみてくださいネ。
まずば、Webライターの最初の一歩であるクラウドソーシングに登録して、どんな案件があるのかをチェックしてみてください。
いろいろと分からないことが多く、メゲそうになることもあると思いますが、これを乗り越えれば、きっとWebライターへの道が少し明るくなるはずです。